ハイウエストを買いまくる今年

 あっという間に秋になり冬がすぐそこまでやってきてしまいました。

久しぶりの更新ですが皆様お元気ですか?

 

 どうやら自分はとても忙しい人だと思われているようで、「忙しいと思って連絡するのをためらってた」とか言われたり、会う日にちを決めている時に「今月はいつでもいいですよ」とか言うと「えっ?いつでもいいの?(笑)」と驚かれ、恐縮しています。

 そう言えば、ファッションウイークの数週間前は周囲の人に、「音信不通になると思いますが、心配しないでください」とか冗談で言っているのがいけなかったんでしょうか。忙しいキャンペーン、よくないですね。

  確かに年に数回、ある一定の期間内はこんなリズムが自分にやってきます。あまりに忙しすぎると、逆に時間がなかなか経たないという状態を経験しています。精神的に余裕がなくなり、メールの文章すら考えられない頭になります。

 でも、普段はぜんぜんそんなことありません。

 普通にお茶する時間だってあるし、忙しいといってもまあサラリーマンと同じようなリズム。この秋からConfinementが始まったことでAmazon.frで書籍を注文したものの、手をつけられずに山積みになってきました。でもそれは仕事が原因ではありません。

 なぜなら、最近のわたしはハイウエストのパンツを買うのに忙しい。(なんだそれ^^;)

 「ああ、いま流行りのハイウエストね」とかカンタンに言わないでほしい。

近年ようやく超ハイウエストがどこでも買えるという、低身長にとって嬉しすぎる信じられない年なのです。

 

 パリではヴィンテージ好きの人にとって、そもそもハイウエストのパンツはずっと愛用されていました。

渡仏して早々、パリジェンヌを見るなり「低身長がバランスよく見えるパンツスタイルはハイウエストにある」のではなかろうかと思っていました。

とりあえずマレ地区の古着屋さんをウロウロしてみると、どうやらLevisのヴィンテージは難しい。

まずはサイズ選びが、なんといっても非常にややこしい。品名が同じでも世代が変わるとサイズ感が変わっていて、数字だけ見てもとにかく履いてみないと自分のサイズかわからない。さらにその中で低身長がバランスよくはける形を見つけるって、これ古着屋さんで働いてないと無理なのではないか。

 あれから何年もかけてやっと見つかった一本。パリではなくて、ロンドンのカムデンロックで出会ったLevisのオレンジタグ。観光中にたまたま見つけたとはいえ、一体探すのに国境を越えたぐらいだから、次の2本目との出会いはいったいいつになるの?

 

 その頃たしか日本では、ガウチョパンツやワイドパンツなどが流行っていた頃だったと思います。理想のハイウエストを探し周っている横で、「ああ、また自分に関係ないものが出ちゃってるなあ」と思っていました。

 ワイドパンツやブーツカットは足が短く見えて、子供っぽく見えるので、カバーする解決策は高いヒールを履くことだけ。それもかなり高いヒールでないと、納得のいく黄金比がわたしの場合でません。

 結局、背が低いと流行に左右されている余裕がないのですよ・・・。

 

 それがそれが!!!ここ数年で少しずつファストファッションでもハイウエストが出てくるように。80年代90年代のファッションが復活してきて、パンツの股上もぐっと上がったものが店に並びはじめました。 

「おお!やっと時代が変わってきた。いい兆候だ!」

と思いはじめて試着をしに行ってきました!履いてみた見た感想は「う〜ん、ちょっとイマイチ」。

個人的にハイウエストの高さが甘いというか、今までよりウエストは高めだよね、みたいな程度で、私の好きなハイウエストとは違っていました。おへそが優に隠れて、お尻をプリッとさせて履けるパリジェンヌのハイウエストじゃない!

 

 そんな面倒臭いことを一人でブツクサ言っている間にさらに年月が経ち、いよいよ待望の「超ハイウエスト」が大流行になって今に至るのは誰でもご存知のとおり。

街中の学生たちをみて、もう大興奮!みんなハイウエスト履いてるじゃない!ハイウエストのスキニーにおへそが見えるトップスを合わせて、足元はスタンスミスのスニーカー。プリッと上がったお尻に、長い足が強調されてなんとも羨ましいくらい。でもこれが何年も私が待っていた、低身長でもしっくりくると思えるパンツスタイルなのです。(おヘソはしまいます)

 もう古着屋で埃まみれにならずに、自宅でのんびり画面から選べるなんて。値段も安すぎるから、もはや見もしないで買っても、痛くも痒くもない安さ。EUでは試着をして合わなくても、気軽に無料で送り返せるし。

 

仕事してるどころじゃない。(嘘)

 

  今のうちに超ハイウエスト買いだめするため、STAY HOMEになった今を利用して必死になって探しています。もちろんこの流行が終わってまたローウエストへ世間が流れはじめても、ハイウエストだけをずっと履くつもりです。流行が変わっても、自分の身長が伸びるわけではなくて、低身長の黄金比は変わらない。フランスでは流行っていることより、似合っていることが大切だという考えの人がとても多いからです。

 というわけで我が家には連日、自宅に荷物が届きます。試着して返品してを繰り返して、気に入ったものはまた色違いも追加注文して、それで荷物がまた届いて。たしかに結構忙しいかも(^^)

 しかしこんなに荷物が届くのに一度も「何買ったの?」と聞いてこない夫。そしてインターフォンが鳴るたびに、大騒ぎするうちの犬。

  コンフィニモン、我が家は平和に楽しくやっていますよ。