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「マスクに刺繍しないの?」私の答えはNO

マスクとサングラス、背中のコーディネート
サングラス+マスクなので背中ぐらい出そうとなぜか思った日。

 ここ最近、知人から「刺繍したマスク売らないの?」と聞かれることがとても多くなってきました。

 

考えなかったわけではないけれど、私はコロナのためだけにならする意味がないかなあと思っています。

 

その理由をメールで返答している時「これ、かなりの長文になるのでは?」と思い、ブログに書いてみることで迷惑な長文メールを減らしてみることにしました。

 

理由は2つあります。

 

1つ目: 刺繍をすることで衛生面上の効果が減る

2つ目:使い捨てのものに刺繍をしたいと思えない

 

  1つ目

 

フランス政府機関の装備総局による試験結果では、マスクは縫い目が中心にあるものとないものとでは、効果に違いがあると言っています。

 

"縫い目 = 穴"となり、ウイルスが通化しやすくなるからだそうです。

(そもそも布マスク自体が本当に効果があるのかという論点もありますが。)

 

こういう1つの機関が判断したことは、他の機関も同じことを言うというわけではないかもしれない。

 

でもこれを聞いて、改めてマスクってまずは衛生上の目的でつけるものだなと思ったこと。

裏地で工夫ができないのか?

ただでさえ確実ではない布マスク。表とダブルで効果を高めたい。

刺繍をすればたくさんの”小さな穴“ができます。

 

十分な基準がクリアできないかもしれないものを、人のために、自分のために作れないなというのが私の個人的な意見です。(注1

 


洗って使えるのは何回まで?

 

2つ目:

 

先日、私の住んでいる市から布マスクが3枚届いたことを書きました。

 

実はそこには、市長さんから”使い方の注意”(注2も添えられていて、

 

・布マスクは使用後にかならず洗濯すること。60度で最低30分間。

(フランスは硬水なので、洗濯機の事情がすこし日本とはちがいます。常温から60度まで設定温度が洗濯機にたいていあり、高温&長時間で洗わないと汚れが落ちないからだとされている)

 

 ・10回までは使用が可能。

なんで10回なのか?

できれば知りたいのですが、おそらく洗濯機による型崩れなどがしてマスクの正しい役割が薄れるから?

60度で最低30分って、コストを考えたら毎回の手洗いはむずかしいよね・・・。

 

これを読みながら、「洗える布マスクも使い捨てになりうる」と思ったわけです。

 

 

 

いずれ捨てられてしまうとわかっているものに、時間をかけて刺繍するってちょっとどうなんだろう・・・。

 


目的がコロナじゃなければもちろんOK派 !

 

 「NO」と言ってはみたものの、いくつか迷う要素も。

 

「そのマスク、花粉症の時期にふたたび使えるかも?」と

「ロックダウンという特殊な状況下で生きたことを後に刺繍によって思い出す」とか。

ガーゼマスク
睡眠専用にしている日本製のガーゼマスク。苦しくないし、寝ている間に吸い込むハウスダストからも守ってくれる。

 

  

コロナ終息から何十年も経って、自宅のタンスから捨てられなかった刺繍のマスクが出てくる。

刺繍を見ながら「当時ほんとうに怖かったなあ、今は平和だ。感謝しよう・・・」とか。(想像)

 

 

あとは、そもそもマスクって私は結構年中使っています。

たとえば花粉症で悩まされる春と秋。

小さいガーゼのマスクをして寝ているので (花粉症は起きがけが一番ヒドイ)、春に刺繍マスクをひっそり再登場させられるかも。

 

マスクがコロナのためだけとは限らないし、ファッションの役目をしたっていいとは思います。

 

実際、同業者のあいだでは、複数の高級メゾンが次のパリコレで競い合うようにしてマスクを発表するのではないか?ともっぱらのウワサになっています。

「自分たちの仕事がいっぱいあるといいね!」とただポジティヴに思っているだけなのですが。

 

”オートクチュールマスク”

ほんとうに出るかも???

そして一体、何百ユーロで売るの???

 注1) 用心深い性格をした筆者のただの個人的な判断です。

注2)配布されたマスクに関してのみの説明書です。一般の商品についてではありません。

 

 


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