
フランスに”外出禁止令”が発令されてからあっという間に3週間が経とうとしています。
中国では、禁止令が解かれた後の離婚率が急激に増えたそうで、”コロナ離婚”なんて呼ばれているとか。
フランスでは家庭内暴力による通報がこの3週間で4割も増えているそうで、
だんだんとマスクの数と同じぐらいメディアで問題になっています。
フランス人、ストレスが溜まっていると思いますし、家にいれば隣人に起きていることもいつもより多く聞こえてきて、通報できる人が増えているんじゃないでしょうか。
我が家はパリの中心地から離れた、のんびりな郊外の一軒家。
住環境に恵まれているとはいえ元々家でやる趣味が多い夫婦だったので、出掛けられなくてもあまり苦ではない感じです。
特にこの季節は、庭の掃除や植物の面倒で忙しくしていると、あっという間に週末が終わってしまいます。
もう3週間も経ったのか、というくらい正直普段とあまり変わらないかもしれません。
毎日飛び込んでくるニュースに心を痛めていること以外は・・・。
外出が制限される生活が始まって以来、初めて買い出しに行きました。
空だったパスタの棚はいっぱいに補充されていました。
発令前、そんなに心配して買わなくて全然大丈夫だった。
むしろ今の方が衛生管理が徹底しているし、安全な気がする。
今でも品薄なもの:
小麦粉と卵
そしてベーキングパウダー。
みんな考えることは同じで、ホームメイドが流行ってるのです。
頻繁に買い物へ行けないから、自分たちで作るとか、
家族みんなでできる楽しいことを考え出しています。
外出ができる時間は1時間まで。
この日は制限時間ギリギリだったけど、お店を代わる代わる車で周り、なんとか最後はBIOのスーパーで見つかりました。
”小麦粉と卵は一家族につき2つまで!”
と貼り紙がしてあったおかげ。

SNSでフレンチクリエイティヴを見つけてみよう!!

禁止令が出て最初の一週間は色んなことをむやみやたらに心配し、先行きが怖かったりしたと思います。
しかし2週目をすぎるとそれなりに環境にも慣れたり、「私はこうやって過ごしてる!」をシェアする投稿がSNSで急増しています。
オススメのハッシュタグ
#faitmaison #faitmaisoncuisine #miam
外出制限の先輩たちフランス人に感化されてみましょう!

そして
我が家もチャレンジ!!

チャレンジしたものは・・・・
・ピザ
・カップケーキ
・フラン
・パンナコッタ
いつもネット上でレシピを見つけて作っていますが、ピザとカップケーキは自分の好みにアレンジしたら
とってもおいしかったので、レシピご披露させてください。



ココナッツパウダー入りのカップケーキ🧁
注)適当な箇所あり!
所々で分量いい加減だし(笑)
何回も作ってるんですが、毎回ちょっとずつ違う分量でやっても味は同じだから大丈夫!
170度のオーブンで30分くらいですが、中が硬くなるまで焼けないよう、外面の焼き加減を見て後半15分ぐらいから150度まで下げたりもします。
ピザ用ソースはエメンタールチーズを刻んだものを入れています。(量はもちろん適当)
ココナッツパウダーは結構大胆に多めに入れるのがうちは好みです。
チョコチップを加えたり、ナッツを加えたり、台所の棚にあるものを適当にトッピングして。
我が家はビールのおつまみで余ったクルミやアーモンドを乗せました。
ケーキの甘みとチーズの塩っ気がうまく調和しています。
生粋の甘党の主人は
「え〜っ!?チーズ入れたの?」
と最初食べるのすら躊躇していたのですが、次の日には最後の1つが取り合いにあるくらいでした。


モッツアレラチーズとハムのピザ🍕

再注)適当な箇所あり!
ピザソースは市販のものを使用。
クリームタイプの生クリームにしても美味しいです。
具は冷蔵庫にあるものを適当に。
過去の失敗より:
モッツアレラチーズはちぎるタイプではなく、コロコロ小さいものを使った方が水分が垂れなくてオススメです。
我が家のオーブンは240度が最高ですが、本当はもっと熱くしたい。
(焼き時間はオーブンを見張っていましょう)
ビール酵母で発酵させて、打ち粉はセモリナ(Semoule)を使うのが食いしん坊な私のこだわりですが、元のレシピにはドライイーストと書いてありました。
打ち粉も小麦粉でいいはず。
フードプロセッサーを使ってもいいけれど、
ひたすら手でこねる作業が楽しくて、最後に綺麗に丸くなった生地に愛着が湧きます。
発酵時間は一晩というレシピもあるし、3時間というレシピもあって。
(うちは3時間)
材料によるのかな。
またお披露目したいレシピが出たらご紹介します。
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