· 

犬連れのベルギー&オランダ旅

 

フランスをはじめヨーロッパでは、犬を飼いやすい環境にあると言われています。

実際に飼ってみて電車やバスには乗れる、

大抵のお店では犬が入っても文句は言われない、

躾さえしていれば、人間の生活にある程度犬が溶け込むことが許されています。

 

 ベルギーはブルージュ、オランダでこの夏のバカンスを過ごそうようという計画が持ち上がった際、

EU圏内で車なら我が家のマスコット(犬)も連れて行けるだろうということで、

フランス国外から初めて犬を連れ出すことになりました。

 

このブログでは、"犬連れ"という視点に絞って旅の記録にしたいと思います。

 

 ネットでざっと調べてみるとフランスからベルギー、オランダへ車で犬を連れて行く場合、

マイクロチップをはじめ必要なワクチンやノミの予防薬などを済ませているだけで問題ないとわかり、

フランス国内で義務または勧められているような条件と同じです。

 


 

まずは北のヴェネチアと呼ばれるベルギーはブルージュ(Brugge)。

パリから車で3時間ほどで到着。

滞在したホテルでは犬連れの追加料金が一泊25ユーロ。

(フランスでは大体10〜15ユーロが相場)

 

せっかく水の都に来たからには、

ガイド付きのクルーズに乗って街を周遊

しないわけにはいきません。

 

後々分かったのは、街の中は複数の会社が船のサービスを提供しており、

受付に「犬禁止マーク」が貼ってある場合もあれば、

犬の大きさを見て「小さいからいいよ」と言ってくれる会社もあり。

 

この場合、膝に乗るなら場所を取らない、ということなんですね。

追加料金も取られませんでした。

 

 

 

それにしても、よくもまあこんなに素敵な街にこんなに長い間目を向けていなかったものか。

水に浮かぶ数々の家々やら建造物など

1時間ほどのクルーズ、全く飽きません。

 

フランス人でごった返した観光地ですが、

車でたった3時間でこんなに長閑で可愛らしい街が散歩できるとは。

 

1日もあればブルージュ市内がだいたい一周できる大きさもいいところ。

 


翌日、ベルギーの国境を越えてオランダへ到着。

オランダは、アムステルダム、ゴーダ、ギートホルン、スヘフェニゲン(ビーチ)、キンデルダイク(世界遺産)、ブレダ、アーネム

5日間をかけて観光しました。

 

オランダでの犬の市民権を実感したのがレストラン。

滞在中、毎日レストランで食事をしましたが、

遠慮気味にテラス席の端に腰掛けていると、我々に気がついたウエイターさんが

こちらへ来るなりまずは犬のための水を置いてくれるのです。

その確率ほぼ100% 。

 

  あるレストランで、犬用のおやつまでテーブルに置かれた時には夫婦で絶句。

そして滞在したホテルでは、犬の追加料金もゼロ0。

 

フランス国内はすでに犬を連れてたくさん旅行しましたが、

こんな待遇は稀なので、なんて犬に寛容な国なんだろうと思いました。

  



 

オランダでの犬連れの居心地の良さを堪能した今回のバカンスでしたが、

クルーズやボートに乗ること3回。

犬の追加料金はなし。

アムステルダムでは一度断られましたが、隣のクルージング会社は犬もウエルカム。

 

土産物屋やテイクアウトのお店では、交代で入れ替わりましたが

本当は犬が入れたのかもしれません。

街散策や自然に触れ合う今回のオランダ旅行なら、

犬連れの不便さはほとんど感じませんでした。

 

ここ数年、パリやその周辺の地域では、

いつの間にか犬が入れなくなってしまった公園やお店が多くなってきており、

観光客の増加や飼い主側のマナーの不足などが原因で

そのうち電車すら気軽に乗れなくなるのでは、

と最近不安になることがあります。

 

とはいえオランダでも美術館に犬を連れて入ることはできません。

素晴らしい歴史的建造物、教会や大聖堂も犬の出入りは歓迎されません。

せっかくオランダへ来て美術館などが堪能できないのは、

勿体無いかったのかもしれない。

(愛犬家にとっては少しも苦ではないのですがね)

 

 


 

 

さて、今回は犬連れでフランスからベルギー、オランダへ移動しましたが、

犬のパスポートやワクチンの証明書と口輪を常に持って歩きました。

 

結果から言うと、

犬はおろか、人間の私たちですら一度もチェックが入る機会はなく、

国境を超える際の料金所で、警察官たちが通行車を監視しているといった程度。

 

さすがこの気軽さはEU圏内とはいえバカンスシーズンにこんな状態でした。

 

次回は犬連れ旅行のハードルがぐっと上がるらしい

ドーバー海峡を越えての旅へもチャレンジしてみたいと思っています。